境  内


宝物殿のみほとけ
十一面観音立像(本尊) 寄木造漆箔 像高286cm 藤原時代初期(10世紀末) 国重要文化財
日光菩薩立像 一木造彩色 像高203cm 本尊とほぼ同時期 国重要文化財
月光菩薩立像 一木造彩色 像高208cm 本尊とほぼ同時期 国重要文化財
文殊菩薩騎獅像 一木造彩色 像高  57cm 藤原時代 国重要文化財
持国天 木造彩色 像高164cm 藤原時代 国重要文化財
増長天 一木造彩色 像高163cm 藤原時代 国重要文化財
広目天 一木造彩色 像高156cm 藤原時代 国重要文化財
多聞天 一木造彩色 像高161cm 藤原時代 国重要文化財
延命地蔵菩薩半跏像 一本道彩色 像高 88cm 藤原時代 国重要文化財
大威徳明王像 一木造彩色 像高  60cm 藤原時代 宇治田原町指定文化財

※ 日光・月光菩薩は、禅定寺を再興した月舟禅師により、相楽郡山城町に存在した光明山寺から移された
  とする説がある。

壱の門
仁王門 享保四年(1719年) 府指定有形文化財指定(平成二十六年)
金剛力士 阿形像 江戸期
金剛力士 吽形像 江戸期
本 堂 江戸期 府指定有形文化財指定(平成二十六年)
萱葺き屋根は、四年間をかけて平成十八年九月に修復
十八善神 当山を守護する縁結びの守護神(守護神縁結び社)
美音神・梵音神・天鼓神・歎妙神・歎美神・麻妙神・雷音神・師子神・妙歎神
梵郷神・人音神・佛奴神・歎徳神・広目神・妙眼神・徹聴神・徹視神・遍観神
観音堂 府指定有形文化財登録
五輪塔 南北朝時代の北朝 康永元年(1342年)12月4日、当時、禅定寺の財産管理者に男子の跡継ぎがなく、長女の蘭雀女のために、その妹が建てたと伝えられる。
宇治田原町指定文化財
観 音 本堂屋根修復記念(平成十八年)
坂村真民 詩碑 平成元年九月十七日 「念ずれば花ひらく」 第百二十番詩碑
平成の大涅槃図 開創千年記念事業として、構想二年・制作三年余の歳月を掛けて、平成十一年四月八日に開眼法要を行いました。大涅槃図は、外壁の中央に釈迦涅槃図が描かれ、その周囲が煩悩の数(百八)に区分され、六十四の「私の仏様」と四十四の観音様が取り囲んでいます。「私の仏様」は、日本中から広く募集し、十二歳の少女から八十五歳のお年寄りまでの皆さんが自分の想いを込めて描きあげました。